pCloudの買い切りはどんな人に合う?他社との違いと購入前の確認点
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公開日 / rei
クラウド上のファイルをPCのドライブとして扱い、同じ保存先を長く使いたいなら、pCloudは買い切りの候補です。ただし、容量の多さや今の契約を活かすことを重視するなら、ほかの選択肢も比べておきたいところ。この記事では、他社との違い、料金、購入先の選び方をまとめます。

価格・仕様は2026年9月20日時点の確認内容です。暗号化の説明は9月21日に追加確認しています。
pCloudはどんな人に向いている?
PCの容量を節約しながらクラウドのファイルを扱いたい人には、pCloud Drive(別タブで開きます)の「仮想ドライブ」が役立ちます。 全ファイルをPCに保存しておかなくても使えますが、キャッシュやオフライン利用にはPCの容量が必要です。
この使い方に魅力を感じるなら、次は保存したい容量と予算で候補を絞ってみましょう。

ほかの買い切りサービスとは、容量と機能で比較
国内販売の買い切りプランを並べると、次の違いがあります。
| サービス・購入先 | 保存容量 | 買い切り価格(税込) |
|---|---|---|
| myHPcloud/エーワンデータ | 100GB | 9,900円 |
| pCloud/Download GoGo! | 500GB | 35,040円 |
| myHPcloud/エーワンデータ | 1TB | 39,900円 |
出典:Download GoGo!(別タブで開きます)/エーワンデータ(別タブで開きます)(価格確認:2026年9月20日)
エーワンデータでは、沖縄・離島・国外への注文は受け付けていません。(配送条件確認:2026年9月21日)
500GBで十分ならpCloudは4,860円安く、あと4,860円出せばmyHPcloudで1TBを選べます。 写真や制作ファイルが増えそうなら、この容量差は見逃せません。 100GB以内で足りる人には、myHPcloudの小容量プランもあります。
myHPcloudのFAQ(別タブで開きます)には、PCのフォルダーを日時指定でバックアップする機能や、容量を最大10人で分けて使う方法が案内されています。 定期的なバックアップや家族での利用を重視するなら、こちらも候補です。
端末側で暗号化してから預ける機能も含めて買いたい場合は、Icedriveの500GB買い切り(別タブで開きます)も399米ドルでCrypto込みと案内されています。 Crypto(別タブで開きます)は、暗号化領域へ保存するファイルをアップロード前に端末で暗号化し、鍵を事業者へ渡さない仕組みです。 通常の転送・保存時の保護とは別の機能で、pCloudでは後述のEncryptionが追加料金になります。 同期できる端末は2台なので、台数が多い人はこの制限も含めて比べてください。 米ドル表示のため、円での支払額は決済前に確認が必要です。
pCloudにも500GBより大きいプランがあります。 500GBに収まらない場合は、公式サイトの上位プラン(別タブで開きます)も比較対象です。
今の契約を見直すだけで済む場合もある
無料枠で足りるなら、新しく買う必要はありません。 有料プランの容量が余っている場合は、安いプランへ変更する方法もあります。
Google One(別タブで開きます)はGmailやGoogleフォトとも容量を共用します。 ファイルをpCloudへ移しても、Google側の有料容量が必要なら、その料金はかかります。
Microsoft 365 Personal(別タブで開きます)を契約しているなら、付属のOneDrive 1TBも候補です。 WordやExcelのために契約を残す場合、pCloudを買ってもMicrosoft 365の料金は減りません。
買い切りと1年版、何年使うと支払額が逆転する?
国内販売店の500GBでは、5年目の料金を払う時点で、買い切りのほうが安くなります。 1年版を同じ料金で毎年買い続け、4年間使った後の5回目の支払いで、最初から買い切った場合と逆転します。
Download GoGo!の価格は、1年版が7,998円、買い切りが35,040円です。 買い切りは最初に27,042円多く払う代わりに、同じプランを毎年買い足す必要がありません。

| 1年版の購入回数 | 1年版の累計 | 最初から買い切った場合 |
|---|---|---|
| 1回 | 7,998円 | 35,040円 |
| 4回 | 31,992円 | 35,040円 |
| 5回 | 39,990円 | 35,040円 |
出典:Download GoGo!(別タブで開きます)(税込価格の確認:2026年9月20日)
サービスが継続する前提の計算です。 追加機能の料金は含めていません。
長く使う見込みがあり、一括払いにも無理がなければ買い切りを検討できます。 途中で使わなくなれば1年版の再購入も不要なので、利用期間が決まっていない人は初回の負担も重視しましょう。
公式サイトと国内販売店、どこで買う?
円で支払い、日本語で販売店に相談したいなら、Download GoGo!が候補です。 日本人スタッフがpCloudと連携するサポートを案内しています。 公式サイトも選べるので、決済時の円での金額と、契約・更新の条件を比べて選びましょう。

| 500GBの購入先 | 買い切り | 1年間のプラン | 年間プランの継続方法 |
|---|---|---|---|
| pCloud公式サイト | 219米ドル | 49.99米ドル | 自動更新 |
| Download GoGo! | 35,040円(税込) | 7,998円(税込) | 再購入が必要 |
出典:公式サイトの買い切り(別タブで開きます)・年間プラン(別タブで開きます)/Download GoGo!(別タブで開きます)(表示価格の確認:2026年9月20日)
公式サイトの円での支払額は、税やカードの換算条件を含めて決済前に確認してください。
国内販売店の1年版は、切替の時期にも注意
以下は、Download GoGo!で購入した場合の条件です。
利用期間中に新しい1年版のコードを使っても、残り期間に1年が足されるわけではありません。 また、1年版から買い切りへ移る場合は、年版の期限後か別アカウントでの購入が案内されています。
1年版で試してから買い切ると、買い切り代に加えて1年版の料金もかかります。 継続しない場合は、期限前に必要なファイルを別の保存先へ移しておきましょう。 期限後は無料版へ移行し、その後のファイル削除も案内されています。
追加料金やデータの復元で、気をつけることは?
pCloudには標準で転送・保存時の暗号化による保護があり、通常の個人向けストレージプランでは、端末側で暗号化する「pCloud Encryption」は別売です。 標準の保護(別タブで開きます)に加え、Encryption(別タブで開きます)ではCryptoフォルダーに入れるファイルをアップロード前に端末で暗号化し、復号する鍵を利用者だけが持ちます。 上記の35,040円には含まれないので、使いたい場合はストレージ代と合わせて予算を考えましょう。 セット販売やキャンペーンではEncryptionが含まれる場合もあるため、購入時の条件を確認してください。

公式の履歴・復元案内(別タブで開きます)では、履歴とRewindは最大30日前まで、有料プランのごみ箱も30日間です。 履歴を365日まで延ばす機能は追加サービスです。 買い切れば、何年前の削除でも元に戻せるわけではありません。
また、Lifetimeの利用期間(別タブで開きます)は「99年」と「アカウント所有者の生存期間」の短い方です。 サービスが永久に続く保証ではないので、大切なファイルは別の保存先にも残しておきましょう。
買う前に、無料版で何を試せばいい?
普段使うファイルで、PCからの扱い方や相手への渡しやすさを試してみましょう。

pCloudの無料プラン(別タブで開きます)は登録時2GBで、所定の手順や招待によって最大10GBになります。 原本は手元に残し、画面に表示される空き容量に収まるコピーを使います。
これから試す場合は、pCloudの無料登録ページ(英語)(別タブで開きます)でアカウントを作成できます。
- pCloud Driveでファイルを開き、普段の作業に使えるか。
- 自分の回線で、アップロードやダウンロードの待ち時間が気にならないか。
- 共有相手がファイルを受け取りやすく、共有を止める操作にも迷わないか。
- 同期を使う場合は、作業用フォルダーのコピーで操作を確かめる。
共有リンク(別タブで開きます)は、受け取る人にpCloudアカウントがなくても開けます。 パスワードや有効期限を付けて共有したい場合は、Premiumプランが必要です。
PCでの使い方に納得できて、長く使う予定があるなら、買い切りを検討できます。 容量が増えそうなら、myHPcloudの1TBやpCloudの上位プランも比べてみてください。
プランを決めたら、公式サイトの料金(別タブで開きます)と国内販売店の500GB(別タブで開きます)で、購入時の金額と条件を確かめてください。
調査・試用について
料金・機能は、公式サイトと販売店の案内をもとに比較しています。独自の試用は、2026年9月13日にWindows・日本語UIの無料Web版で行った、小容量テキスト3件の保存・再取得と1件の共有・解除に限ります。保存側はCodex、受信側は筆者が操作しました。仮想ドライブ・同期・有料機能の使い心地や、速度・長期保存は評価していません。
出典
- pCloudの無料容量とプラン条件(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- pCloud直販の年間料金(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- pCloudの支払い周期とLifetimeの定義(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- Download GoGo! pCloud 500GB(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- pCloud直販の買い切り料金(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- Google One日本向けプランと共用容量(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- OneDriveとMicrosoft 365のプラン比較(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- エーワンデータのmyHPcloud販売価格(別タブで開きます)(確認日:2026-09-21)
- myHPcloud利用規約(英語)(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- myHPcloudのアプリと容量共有(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- Icedrive Lifetimeの料金と機能(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- pCloudのアプリと仮想ドライブ(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- pCloudの履歴と復元の仕様(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- pCloudの共有リンクの仕様(別タブで開きます)(確認日:2026-09-20)
- pCloudの標準の暗号化保護(別タブで開きます)(確認日:2026-09-21)
- pCloud Encryptionの対象と仕組み(別タブで開きます)(確認日:2026-09-21)
- Icedrive Cryptoの仕組み(別タブで開きます)(確認日:2026-09-21)